相続とは?
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相続は配偶者や血族関係者がいれば誰にでも発生します。しかし、この誰にでも発生する相続に生前から向き合い相続対策を検討される方々は意外にも少ないのが現実です。
相続は100人いれば100通りの事情があり、「遺産分割対策」、「遺言」、「相続税」、「生前贈与」など、相続に関わる問題は多岐に渡ります。
これら相続関連の問題は、弁護士、税理士、司法書士等の専門家に相談し適切なアドバイスや助言をもらうことは必要不可欠なことになるのですが、実際には相続が発生した場合、「誰に相談したらよいのか」、「どのようなことが問題となるのか」といった専門家への相談まで辿り着けないケースが非常に多くあります。
どうして相続は揉めるの?
相続が揉めるのは、大きく4つの原因があります。
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1.相続財産は法定相続どおり分けられない
相続財産の約半分は不動産、その他経営する会社の株式など、換価できないものがたくさんあります。換価できない財産を法定相続どおり分けることは、至難の業です。
2.家督相続と法定相続のギャップ
●財産を渡す側の70代以上の方は、家督相続世代。
●財産をもらう側の60代以下の方は、法定相続世代。
この世代のギャップが「争族」を引き起こしています
3.相続の専門家が近くにいない
節税が得意な税理士・保険外交員・不動産屋などはたくさんいますが、どうしたら相続で揉めないかを教えてくれる専門家はほとんどいません。
4.今、困っていない
相続で財産渡す側も、もらう側も、相続で今困っているわけではありません。
「相続が発生し、納税資金に困るかもしれない」、「財産分割で揉めるかもしれない」という状態なので、困っていない生前に積極的に対策を考える気になりません。
揉めないためには?
エンディングノートや遺言書で想いを残します。
その際、「お金の勘定」と「気持ちの感情」を整えてあげることがポイントです。
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1.エンディングノート
法的な拘束力はありませんが、自由に書くことが出来ます。
家族や大切な人への想いや、延命治療の有無・葬儀のやり方なども書けます。
自分の人生を振り返り、生き方や生き様を書き残します。
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2.遺言書の作成
財産をどのように引き継いで欲しいかなど法的効力が必要な事項は、遺言に残します。
遺留分に配慮しながら、役割に応じた遺産分割、そしてその理由を残し、揉めない遺言書を作成します。
また、付言事項でその人の人生を振り返り、
● 何を大切に生きてきたか?
● 何を守って生きていって欲しいか?
を、しっかり残します。
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3.「お金の勘定」と「気持ちの感情」
法定相続通り均等に分割できないので、「お金の勘定」は、なかなか整いません。
愛情が同じであるという言葉で「気持ちの感情」を整えます。
笑顔相続を目指しましょう
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笑顔相続とは『祖先や家族・仲間に感謝し、その想いを共有し、笑顔の相(すがた)を続けること』です。
想いを残すためには、エンディングノートを書き、祖先や家族・仲間に対する感謝の気持ちを確認し、その想いを家族や仲間に伝え「皆がずっと笑顔でいられるためにどうすればよいか」を生前に家族や仲間と話し合います。
亡くなってから、エンディングノートや遺言で親の想いを知っても、親孝行する事はできません。生きている間に、想いを伝え、共有することが重要です。
生前にみんなが笑顔の家族になっていれば、自然に笑顔相続が実現します。
相続診断士に相談しましょう
相続診断士は、相談者に寄り添って、無用な争族を無くし、笑顔相続へと導くお手伝いをします。
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民法や相続税法などの相続に関する基本的な知識を身につけ、「相続で揉める可能性があるかどうか?」、「相続税がかかりそうかどうか?」などのヒアリングを行います。また、「相続診断チェックリスト」を使って、「相続診断」を行うことが出来ます。
想いを残す大切さを伝えると共にその有効な方法としてエンディングノート作成をお手伝いします。
相続する方もされる方も、安心して相続できる「笑顔相続」を相続診断士と一緒に叶えましょう。
当社には、一般社団法人相続診断協会が実施する認定試験に合格した「相続診断士」が在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。
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